前に使っていたCanon EF-s 10-18mmと同じような画角ですが、SONYのほうが遥かに画質が良いです。
何よりもミラーレスのα5100との組み合わせがコンパクトで持っていきやすいですね。
新しいレンズを手に入れると色々なところで試してみたくなります。
超広角といえば広々とした景色をダイナミックに撮るのが楽しい。ということで久々に長野県に行ってきました。
撮影は全部SONY SEL1018です。
レンタカーで南佐久郡へ
借りた車はトヨタのプレミオでした。5ナンバーのセダンは使いやすいです。
中央道をグングン走ります。
残念ながら曇ってきました。晴天率の高い佐久ですが、あいにく今日は雲の中です。
超広角なのでドライブレコーダーみたいな画角ですが、当然ながら画質が全然違います。車内から景色を眺めるなら写真だけではなく動画との相性も良さそうですね。
野辺山国立天文台
お馴染みの野辺山国立天文台です。近くに住んでいた時は良く来ました。
過去記事にも書いてます→宇宙に一番近い場所
あまり使わないですが、超広角の縦構図も中々良いですね。
残念ながらハワイに新しく観測所が出来てしまったので、現在は野辺山での観測はあまり行わないそうです。
八ヶ岳高原
残念ながら八ヶ岳は曇っていて見えませんでした。
八ヶ岳牧場ラインは晴れていれば、開放感が素晴らしい絶景の道路です。
近くには別荘地帯の八ヶ岳高原ロッジがあります。
標高の高い場所はカラマツ並木が多いですね。
このように遠近感が出る写真は超広角でしか撮れません。
人を入れると広大感が増します。
いつか、このレンズをもってグランドキャニオンに行ってみたいです。
八千穂高原の夜
日が暮れるまで松原湖で時間を潰します。
どんな場面も超広角で撮る事は難しいです。しかし、SEL1018の望遠側はiPhoneのカメラと同じ画角なので、いつもの感覚で撮る事も出来ます。実際には他のレンズも持っていきましたが、作品作りではなく旅の記録だけならSEL1018だけ付けっぱなしでも良いと思いました。
太陽ではありません。月明かりです。
ミラーレス機の欠点として光学ファインダーがない事があります。この欠点は普段は全く気になりませんが、真っ暗闇の中で何かにピントを合わせないといけない時は困ります。
肉眼だと微かに見えるものも液晶ディスプレイ越しでは何も見えません。
試し撮りして、少しづつピントを調整していくのも楽しいのですが、露光時間も長いので一枚を撮るのに結構時間がかかります。
本日の車中泊は八千穂高原の”レストハウスふるさと”です。
ここも近くに住んでた頃は良く星を見に来た場所です。今日は風もなく、野生動物がカサコソ音を立てる以外は静寂です。
真夏以外は寒いので、車中泊するなら必ず毛布が必要になります。
この場所にはトイレもありますが、電気が付かないこともあるので懐中電灯は必須です。
もっとも、長時間露光しているので明るく見えていますが、実際は真っ暗です。撮影に必要な作業をするためにも懐中電灯がいります。
夜が明けてきました。一番楽しみだった夜の時間は終わりです。
ビーナスライン
八千穂高原からメルヘン街道を通って白樺湖へ出ます。
二日目は晴れました。それにしても素晴らしい青空。
絶景には超広角が合います。
車で移動してると、どうしても車窓が多めになりますね。
途中、霧ヶ峰にも立ち寄りますが、そろそろ写真を撮るのも疲れてきたのかシャッターを切る枚数が少なくなって来ました。
美ヶ原高原
美ヶ原とは大胆な名前を付けたものですが、この高原は確かに美しいです。
標高が高いので、空には雲がありません。地平線の下側に雲が見えます。
除雪用の重機ですね。
美ヶ原は冬の間は雪に埋まります。完全に閉ざされてしまうわけではありませんが、雪上車でないと来ることが出来ません。
美ヶ原高原美術館から。
超広角はダイナミックに撮れますが、近くに寄れる何かがないとノッペリした構図になりがちです。こういう双眼鏡などアクセントがあると後ろに見える風景の迫力が増します。
帰りは写真を撮る気力がない
最後は御代田で浅間山を眺めながらパンを食べて終わりです。
毎度の事ですが、旅行後半は疲労が溜まってしまって、あまり写真を撮らなくなってしまいます。
そのまま関越道に乗って帰りました。
今回の行程は
今回のドライブ旅行の行程はこんな感じです。
- 中央道高坂IC
- 野辺山高原
- 八千穂高原(車中泊)
- 白樺湖(メルヘン街道経由)
- 霧ヶ峰(ビーナスライン)
- 美ヶ原
- 和田峠(折り返して途中から)
- 立科小諸
- 上信越道佐久IC
SEL1018はコンパクトとは言えないかもしれませんが、長さは短いです。
荷物を増やしたくなかったら旅行にこれ一本おすすめです。
海外旅行にも良いかもしれません。