巨大なパラボラアンテナが並ぶ

JR最高峰の駅がある長野県南牧村の野辺山高原。
観光バスのルートにもよく使われますので、行ったことのある人は少なくないと思いますが、個人的にお気に入りの土地なので紹介しておきます。
長野県には美しい場所が多いですが、野辺山は見渡す限りのレタス畑と牧場の景観が広がるせいか、外国らしさを感じます。
国内旅行ではどこへ行っても日本特有の景観から抜け出すことができません。
見たことのあるチェーン店が並び、瓦屋根の住宅と積水ハイスの住宅が並ぶ。現に新幹線の車窓から見る景色はどこもこんな感じです。
全体的に標高が高く、自然環境が厳しい長野ならでは景色は、どこかしら北米に似ている印象があります。
観光バスのルートにもよく使われますので、行ったことのある人は少なくないと思いますが、個人的にお気に入りの土地なので紹介しておきます。
長野県には美しい場所が多いですが、野辺山は見渡す限りのレタス畑と牧場の景観が広がるせいか、外国らしさを感じます。
国内旅行ではどこへ行っても日本特有の景観から抜け出すことができません。
見たことのあるチェーン店が並び、瓦屋根の住宅と積水ハイスの住宅が並ぶ。現に新幹線の車窓から見る景色はどこもこんな感じです。
全体的に標高が高く、自然環境が厳しい長野ならでは景色は、どこかしら北米に似ている印象があります。
国立天文台野辺山宇宙観測所
そんな野辺山に世界の研究者が使う国立天文台があります。
日本は天体観測の先端を担っており、ハワイマウナケア山のすばる望遠鏡も同じ国立天文台です。
電波望遠鏡は目に見える光ではなく、電波を観測していますので昼間でも天体観測を行っています。
宇宙から飛来する微弱な電波を増幅するために巨大なパラボラアンテナを使っています。
この微弱な電波とはどれくらい弱いのでしょうか?
施設内見学の際、携帯電話の電源を切るように言われます。携帯電話の電波が妨害になるほど微弱な電波を観測しているのです。
日本は天体観測の先端を担っており、ハワイマウナケア山のすばる望遠鏡も同じ国立天文台です。
電波望遠鏡は目に見える光ではなく、電波を観測していますので昼間でも天体観測を行っています。
宇宙から飛来する微弱な電波を増幅するために巨大なパラボラアンテナを使っています。
この微弱な電波とはどれくらい弱いのでしょうか?
施設内見学の際、携帯電話の電源を切るように言われます。携帯電話の電波が妨害になるほど微弱な電波を観測しているのです。
45mの直径を誇る、一番大きい望遠鏡です。
野辺山は晴天率が高く、空気が済んでいるので天体観測には最適です。
しかし、ここに電波望遠鏡を接地したのは標高が高いからだけではありません。
周囲の都市との距離が離れているのです。人口密集地である都市では明るすぎて星が観測できませんが、同じくらい電磁波も出ています。
光の影響が少ない場所は沢山ありますが、都市から出る電磁波の影響が一番少なく、標高が高い場所。選ばれた場所が野辺山でした。
しかし、ここに電波望遠鏡を接地したのは標高が高いからだけではありません。
周囲の都市との距離が離れているのです。人口密集地である都市では明るすぎて星が観測できませんが、同じくらい電磁波も出ています。
光の影響が少ない場所は沢山ありますが、都市から出る電磁波の影響が一番少なく、標高が高い場所。選ばれた場所が野辺山でした。
施設内には見学用に衛星放送用のパラボラアンテナを使った実験器具が置かれています。
太陽光に向けるとmmA単位で電流計が動きます。
天体は電波を出しているという簡単な実験結果を体験することが出来ます。
太陽光に向けるとmmA単位で電流計が動きます。
天体は電波を出しているという簡単な実験結果を体験することが出来ます。
中型パラボラアンテナは土台にレールが付いています。観測対象により複数の望遠鏡の位置を変えるようです。訪れる時期によっては配置が変わっていることもあります。
84 80 cm のミリ波望遠鏡。
こちらは太陽の観測用らしいです。
標高が高い野辺山は冬の寒さがとても厳しいです。こちらは太陽の観測用らしいです。
極寒の野辺山高原
電波望遠鏡に雪が積もってしまった場合は観測不能になります。晴天率が高い野辺山が選ばれた理由はここにもあります。
もし、雪が積もってしまった場合は太陽の方角へアンテナを向け雪を溶かすようです。
空気が済んでいます。夜になれば無数の星が瞬くでしょう。
雪のなかでの星空観察はおすすめです。雪は周りをほんのりと明るくさせるため、邪魔をしない程度に景色が浮かび上がり、星空との一体感があります。
雪のなかでの星空観察はおすすめです。雪は周りをほんのりと明るくさせるため、邪魔をしない程度に景色が浮かび上がり、星空との一体感があります。