原付きで首都高速に迷い込むと恐ろしいことになるらしい

この前間違えて首都高に入ってしまいました。
気がついたら料金所が目の前だったので、かなり焦りました。
田舎者に都心の道路は少しハードルが高いです。

首都高は本線上も迷路だが、入り口も巧妙に隠されています。

右左折する交差点を一瞬間違えただけで、あっという間に首都高入り口に迷い込んでしまうことは都心の道路に慣れてないとよくあることだと思います。

右車線ならまだしも、真ん中の車線を走り続けていたら、いつのまにか料金所目前だったということもあります。
間違って首都高に迷い込んだ場合どうしたらいいか？をまとめてみました。
基本的にはそのまま乗って最短区間で降りるしかないのですが、原付きだと、とってもヤバイことになりそうです。

基本的には諦めて首都高に乗るしかない

一般の高速道路では間違って入ってしまった場合、「特別転回」ができます。

料金所係員に事情を説明すると、入り口料金所のゲートを通してもらい管理用のフェンスを開けてもらって出口料金所から出してもらえるんですね。

しかし首都高では、入り口料金所と出口料金所が繋がっているところがないので「特別転回」で出してもらうのは不可能です。

非常に残念だが、諦めて乗って最短区間で降りるしかない。

いつの間にか高速道路に乗せられてて、料金も払うしかないなんて・・・
東京のど真ん中では車で移動するもんじゃないですね。

お金がない時は？

ETCカードもなく、有人料金所で払う現金の持ち合わせがない時はどうなるのでしょう？

首都高ではETCレーンのゲートバーがないため、そのまま料金所を通過しても止められない。
もちろん、これだけだと未払い扱いになります。放っておくと不正通行となってしまうので、後でかならず首都高コールセンターに連絡して事情を伝えてください。
ETCカードが家にあるなら番号を伝えるだけで後払いできます。

どっちにせよ通行料金はかかります。仕方ないです。

しかし、本当に恐ろしいのはクルマではない場合である・・・

原付で迷い込むとヤバイことになる

高速道路を走行してはいけない車があります。

• ミニカー 
• 小型二輪車
• 排気量１２５cc以下の普通自動二輪車
• 原動機付自転車
• 小型特殊自動車
• 事故車をロープでけん引している車

安全な一般道に戻るためには逆走以外の道がない。料金所の方で警察に連絡することになり、道を封鎖してもらうことになります。

その後、警察の誘導で一般道まで逆走して戻ります。
たぶん、大迷惑をかけることになるでしょう。自分のせいで短時間とは言えICが一つ封鎖になります。

入り口料金所がない箇所もあります。側道でも本線でも、慌てずにとりあえず待避所まで走行してから警察に電話して指示を仰いで下さい。

小型バイクでは道を一つ間違えて首都高に入ってしまっただけで、警察からの厳重注意。下手したら切符を切られることも考えられますので要注意です。

たまに平然と首都高を走行してるピンクナンバーの原付きがいたりもしますが・・・。

首都高はカーナビでも追いつかないほど複雑です。
紙の地図で予めルートを予習するのをおすすめします。