メカニカルキーボードに静音リングを付ける

日曜日

PCとスマホ

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Macから自作PCでWindowsに乗り換えた時、キーボードも新調しました。
WindowsとMacのキーボードは互換性があるものの、キーの配列も全然違ったりするので不便です。
もうMacを使わないのにMac用のキーボードを持っていても仕方ないということもあり、そちらは売却して新しくWindows用のキーボードを買いました。

メカニカルキーボードは煩い

買ったのは光り輝くゲーミングキーボード。格安メカニカルキーボードで有名なHERMES M1Aです。
本当はノートPCなどのパンタグラフ式キーボードが好きなのですが、一度メカニカルキーボードを使ってみたいということもあり、これを選びました。


しかし、メカニカルキーボードは煩いのです。
流石にコストがかかる機構のキーボードだけあって、タイピングのフィーリングは最高なのですが、とりあえず音が気になるのです。

メカニカルキーボードにはキースイッチの種類がいくつかあります。その中でも一番静かだと言われている赤軸を選んだのですが、それでも静かな部屋で使うにはちょっと気を使うレベルのカタカタ音です。

自作PCも静音重視で組みましたし、マウスも静音タイプなので夜になるとなるべくキーボードを触らないように工夫するレベルでした。

静音化リングを装着

我慢できなくなって、やっぱりキーボード自体を変えようかとAmazonを徘徊していると、静音化リングというものを見つけました。
メカニカルキーボードの打ち心地自体は気に入っていたので試して見ることにします。

Cherry MXメカニカルスイッチ互換とありますが、メカニカルキーボードはキーの一つ一つが独立したスイッチになっていて、それの製造元がCherry MXであれば、使えるようです。

HERMES M1AにはGAMDIAS認証メカニカルスイッチとしか書いてありませんでしたが、キーを外してみて十字形のスイッチが入っていればCherry MX互換品になるようです。
実際使えました。

キーを外す工具と大量のOリングが入っています。
全てのキーを外して、このOリングをはめ込む作業は大変でした。

キーを外してOリングを嵌め込み、またキーを付ける作業を繰り返します。キーボードには膨大な数のキーがあるので、時間がかかります。

キーを外す時は、どこに嵌まっていたキーか覚えて置かなくてはいけません。間違えないように部分を分けて慎重に作業を進めます。
スペースやエンターなど長いキーには均等に圧力が加わるように、金属のスタビライザーが入っています。再度装着する時はスタビライザーがカチッとキーに嵌るまでしっかり押し込む必要があります。

静音化リングの効果

作業終了後、早速タイピングしてみましたが、かなり音は抑えられています。
音が抑えられているというより、音質が変わったというべきでしょうか。音量自体は変わらないのかもしれませんが、カチャカチャと鳴り響いていたキーが、カタカタとジェントルマンになった感じです。

パンタグラフ式のように劇的に静音化されるわけではありませんが、夜でもそんなに気にならないレベルの音になりました。
以前は家族が寝ていると気にしてキーボードの使用を控えていましたが、これなら使えます。

タイピングの打ち心地が変に変わってしまわないか心配だったのですが、これも良い方向に改善しました。リングが入っている分、キーのストロークが浅くなったのです。
元々薄型キーボードを愛用していたので、あまり深いストロークは苦手でした。このあたりは好みの問題もあると思います。

一つ残念なのは、スペースキーです。
長過ぎるキーのせいかキーが跳ねる時のカターンという音があまり静かになりませんでした。

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