トイレに行きたい病!過敏性腸症候群を治すためにあらゆる事を試す。

土曜日

知らなかったこと

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トイレはどこだ!?

病名自体は後から知ったのですが、少し前まで重度の過敏性腸症候群でした。

どんなに家で用を足してから出かけたとしても、外出先で必ず便意を催しました。
暫く停車駅がない快速電車に乗る時。筆記試験中。行列に並んでる時。
このような、トイレにすぐ行けない環境になるときは物凄く気を使います。

これのせいでデートに失敗したらどうしよう。等といった余計なストレスもかかり、精神的にもかなりのダメージがありました。

わからない人にはわからない事だと思いますが、過敏性腸症候群(IBS)を患う人にとっては切実な問題です。
まだ、骨折して満足に歩けない状況のほうがマシだろうと思った人だっているでしょう。

過敏性腸症候群さえ完治できれば、日常も仕事も学校も何もかもがストレスフリーになるに違いありません。
なんとか、この足かせを外してやろうと思い、色々試してみた結果、現在はかなりマシになりました。

過敏性腸症候群の人が控えるべき食事


過敏性腸症候群治療の第一段階はまず、根本的な完治を目指すよりは、明日のお腹の予防です。
予防していても、お腹が痛くなってしまう事も勿論ありますが、頻度を少なく出来ることによって精神的なストレスを和らげ悪循環を少なくしていきます。

お腹の弱い人がまず気をつける物といえば、辛いモノです。
唐辛子を傷口に塗れば飛び上がる程痛いように、消化器官が弱っている人が唐辛子を摂取すると腸の粘膜に刺激を与えて炎症を起こさせてしまいます。
辛いラーメンは確かに美味しいのですが、翌日が休みで予定がないような時に限定しましょう。

油のとり過ぎにも注意します。
油は分解が遅く、摂取しすぎると消化吸収できないまま腸にたどり着いてしまいます。
元々、潤滑油や燃料など油を原材料にしたものはネトネトしているイメージがありますが、同様に腸内をネトネト汚くして、正常な活動を妨げてしまいます。
完全に油を取らない食事は不可能だと思いますが、脂肪を分解するウーロン茶を一緒に飲むのがおすすめです。
確かに中国人は、油ギトギトの中国料理を食べている割には太った人ばかりというイメージはあまりないですからね。ウーロン茶の効能です。

砂糖のとり過ぎも要注意です。
個人的に過敏性腸症候群を最も悪化させているのは砂糖だと思います。
意外かもしれませんが、白砂糖は腸内環境の大敵です。
腸内環境が一度悪くなってしまうと、悪玉菌が大量に増えてしまいます。この悪玉菌の一番の餌が白砂糖なのです。
一度、悪玉菌が増えてしまうと、甘いものへの要求が強くなると言われています。
甘いもの大好きな人は心辺りがあるのではないでしょうか?既に腸内環境がかなり悪化しているかもしれません。
現代の食事では、完全に砂糖を抜くことは不可能ですが、清涼飲料水やアイスなどを控えることによって、かなり砂糖の摂取を抑えられるはずです。

美味しいものを沢山食べたいというのを我慢するのも厳しいものがありますね。
これらの控えたほうがいい食事は完全に腸内環境が整えば、節度を持って食べることができますので、今は我慢しましょう。

水を飲むことで身体機能が治る

すべての生命の源は水です。
水分が潤うことで人間の身体は正常に働くのです。

消化器官は特に多量の水分を常時必要とします
消化酵素は加水分解で食物を消化していますが、文字通り水分量が不足すると消化不良になってしまいます。そのまま大腸に想定外の未消化物が行くと、腸内環境が悪くなるのは当たり前でしょう。

実は水分不足により基礎代謝も落ちてしまうので、身体に必要な熱量も不足しがちになってしまい、冷えやすくなってしまいます
お腹が冷えると痛くなってしまいますね。

しかし、現代では水分不足の人が多いと言われています。
慢性的な脱水症状のまま気がつくことなく日常を過ごしている人が多いです。

実は、お茶やコーヒーでは水分補給したことにはならないのです。強力な利尿作用があるので、取った水分以上に排出されてしまう水分が多く、結果的には脱水状態です。
透明なただの水を飲まないと水分補給にはなりません。
また、喉が渇いたと感じる時はすでに脱水状態になってしまっていますので、身体が特に欲していなくても飲む癖をつけないと充分な水分補給ができません。


僕は水道水を飲むのに抵抗があったので、こういう浄水ポットを使って水を飲んでいます。
前まではコーヒーや甘いジュースが大好きでしたが、過敏性腸症候群に加えダルい感じが抜けませんでした。
確かに水だけを飲んでいるとお腹に限らず身体のあちこちが快調です。

勿論、お酒はかなり脱水状態を誘発するので要注意です。
飲み会の次の日に、お腹が痛くて大変ということはなかったでしょうか?
お酒を飲んだら、飲んだ分の5倍くらいの水を飲んだほうが良いです。

一日断食の勧め

かなり腸内環境が荒れている人と思われる場合に有効になるのが断食です。

断食というと修行者が長期に渡って行う苦行のようなイメージがありますが、一日だけ断食するだけでも腸内環境は大分変わります。

24時間休まずに走り続けたりして、心肺機能を酷使し続けている人は絶対にいないはずです。心臓も筋肉も寝ている間は休まっています。
しかし、毎日食べ続けている現代では消化器官は休まることがありません
朝昼晩食べていれば24時間動きっぱなしです。
消化器官も身体なので、疲労してしまいます。

断食すると、普段痛めつけている消化器官を回復させることができます。
普段、暗躍している悪玉菌も餌が入ってこないと次第に数を減らしていきますので、腸内環境の改善にもなるのです。

休みの日、一日我慢するだけで腸内環境が改善するとしたら挑戦してみてもいいと思いませんか?
ちなみに、完全に何も摂取しない断食は効き目が強いですが、かなり苦行になってしまいます。水だけを摂取する断食がおすすめです。

自転車に乗る

有酸素運動が過敏性腸症候群に効きます。

腸とストレスは相互関係にあり、密接に結びついています。
腸内環境が悪くなるとストレスが溜まりやすくなり、ストレスのせいで腸内環境が更に悪化する悪循環が生まれやすくなります。
重度の過敏性腸症候群を患う人は、この悪循環に侵されている人が多いです。

ストレスが溜まりやすい人は自律神経がやられている可能性が高いです。
例えば、手汗が酷いとか、朝起きれない人は可能性大ですので要注意です。

この自律神経を回復させる方法として一番有効なのが、有酸素運動です。
筋トレなどは無酸素運動になってしまいます。長時間の軽い運動が有酸素運動です。

有酸素運動に自転車をおすすめするには理由があります。

まず、ランニングよりしんどさが少なくて続けやすいということ。通勤通学に取り入れればそれだけで毎日運動になります。
そして、腰回りの筋肉が鍛えられて新陳代謝が上がるので、普段からお腹周りが冷えにくくなります。
過敏性腸症候群の重症患者の場合、運動中のトイレの心配も付き物です。自転車では移動距離が速いので、万が一トイレに行きたくなった場合でも間に合わなくなるかもしれないという心配が減ります。

雪国で自転車は乗れない等、あるかもしれません。
別に有酸素運動は自転車でなくてもランニング・水泳でも良いのですが、もし乗れる環境にあるなら是非試して下さい。

乳酸菌

整腸作用が乳酸菌を摂取して、腸内環境を整えるのも有効です。

乳酸菌は悪玉菌の餌になる糖分を分解して、善玉菌の餌に変えてしまう効能があり、結果として善玉菌を増やします
ただしヨーグルトなどに含まれる乳酸菌は胃液などで死滅してしまい、あまり腸に行き届きません。また腸内環境を整えるほどの乳酸菌となると物凄い数の菌が必要になってきます。



個人的におすすめなのは、こちらの「すごい乳酸菌」です。
ヨーグルトの10倍以上乳酸菌が含まれており、確かに飲んだ翌日はお腹が安定します。

しかし、乳酸菌は継続して飲まないと効果が消えてしまうこともあり、とりあえず速攻で症状を抑えたい人向けだと思います。
根本的に身体を改善しないと、「今日は乳酸菌を飲み忘れたから、やばいかも」というような余計なストレスもかかってしまうかもしれません。

今では、辛いものを食べた時に併用して飲んだり、予防に使っています。

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