PIXEL5でiPhoneを卒業

日曜日

PCとスマホ

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数ヶ月前にMacからWindowsに変えて”何もかもをアップル製品で固める”というアップル信者を脱却したものの、依然としてiPhoneを使い続けてきました。

しかし、遂にアップル製品を所有しない日がやってきたのです。
iPhoneを辞めてGoogle純正のAndroid機であるPIXEL5に完全移行しました。

Googleフォトの無制限終了がきっかけ

MacからWindowsに変えたときもそうでしたが、別にアップルが嫌いになったわけではありません。

事実iPhoneは完璧なスマホですし、Androidに変ええようなどとは、これまでには夢にも思いませんでした。PCはWindowsになりましたが、スマホはずっとiPhoneでいいと思っていました。
しかし、iPhoneをやめようと思うきっかけがありました。それはGoogleフォトの規約改定です。これからは容量無制限でアップロードできなくなってしまうのです。

写真に限らず膨大な量の動画を撮り貯める自分にとってこれは死活問題です。Googleフォトは特にドラレコの動画保存に最適でした。
ところがGooglePIXELシリーズのみ、引き続き容量無制限でアップロードできるのです。

そういったわけで、iPhoneからAndroid(というよりPIXEL)への移行を決断しました。

PIXEL4aかPIXEL5か

選んだ端末はPIXEL5です。

最初はコスパ最強と言われるPIXEL4aを買いましたが、注文してから詳細をみると、なんと納期が一ヶ月以上あります。
超人気機種の為、在庫がないのでしょうか。早く手に入れたかったのでキャンセルしてPIXEL5を注文しなおしました。

結果的に4aではなく5にしておいて良かったと思います。
iPhoneの時にAirpodsで味をしめてワイヤレスイヤホンしか使う気がありませんし、仕事柄ずぶ濡れになることもあるので防水はやっぱり必須です。
思い出すとiPhone7で防水対応するまで、雨の日はジッパーにいれて使ってた記憶があります。PIXEL4aを使うことになったら同じくジッパー運用になったでしょう。

5Gが使えますが、今の所は恩恵を受けることは無さそうです。
しかし、将来的に5Gが普及した場合、買い換えずに住むので、長い間使えるスマホになるのでは?と思います。(耐久性は未知数ですが)

また、PIXEL5でよく言われてる隙間問題ですが、あまり気になりませんでした。

iPhoneとの比較


ハードウェアの話です。
PIXEL5は確かに良いスマホですが、品質の面ではiPhoneには勝てません

Appleの製品はカメラが突き出たり、ノッチがダサかったりと、ジョブズの時代と比較して一切の妥協がないというわけではなくなりましたが、それでも品質はかなり高いです。
PIXEL5のデザインは大理石をイメージした塗装やカメラ周り、パンチホール型のインカメなど、結構行けてますが、何というかiPhoneほど製品に深みがありません。
iPhoneは製品のデザインは勿論のこと、バイブレーションの駆動一つとっても上質です。
今まで意識したことはありませんでしたが、iPhoneはれっきとした高級ブランド品だったのです。

ただ、PIXELのチープな感じも悪くはありません。バッテリー持ちや、軽さなど、実用性には長けています
実際Googleフォトの問題がなかったらiPhoneに戻るかと言われると、ずっとPIXELでも良いような気はしています。どちらも良いところがありますので、迷うとこです。

また日本国内はどこにいってもiPhoneユーザーばかりです。PIXELなら人と被ることがあまりありません。そういった意味では、iPhoneに飽きてしまったとも言えますね。

PIXEL5はバッテリーが異常に持ちます。iPhoneSE2よりは圧倒的に持ちます。SE2はバッテリー容量が少ないので比較するのは酷ですが、多分以前使っていたiPhone11(無印)と比べても持ちが良いでしょう。
また、Qi充電した時にiPhoneと違って熱くなりません。

長年のiOSからAndroidへ

Androidをまともに触るのは10年ぶりです。
長年Appleのお世話になっていましたが、iPhone4sの前はAndroidを使っていました。スマホが出たばかりの頃です。

当時のAndroidは反応が悪くて使いにくいモノでした。iOSに乗り換えたときは感動したものです。
10年ぶりにAndroidを触ってみて、フィーリングはやはりiOSのほうが上です。iOSは直感的にあたかも手で触れているように動かせるのです。

しかし、なれの問題かもしれません。
暫く使っているとAndroidも悪くないと思えるようになりました。
キーボード周りだけは不満ですが。iOSでは次に打ち込まれる単語を予測して、キーの感度調製をしてるみたいです。
どっちにしろ10年前のAndroidと比べると普通に使えるOSになっていると思います。メモリー管理タスク管理をやらないと電池がすぐなくなってしまうような事はもうありません。

iOSはデフォルトで使いやすいですが、Androidは手に馴染むようにカスタムして行かないと真価を発揮しないのでしょう。
突き詰めていけばiOSライクにすることも可能だと思います。ただせっかくのAndroidなのでiPhoneではできなかった配列にしたり、Androidならではのカスタムに勤しんでいます。

Androidの方が融通がきく事が多いです。
例えばGoogleフォトのバックアップはアプリを開いておかなくてもバックグラウンドで勝手に済ませてくれます。
一番大きかったのはPCから内部ストレージに直接ファイルを入れられることでした。MacをやめてからiPhoneからファイルを取り出すのは大変でしたが、AndroidならUSBストレージとして扱えるので楽です。

他にも家にいるときは自動ロックしない等の細かい設定が沢山あります。(まだ、全部は把握していませんが)
iOSがアナログ的な方向性なのに対して、AndroidはPCに近いと思います。アプリも豊富なので、スマホだけで出来る事が増えました。

また、そもそもGmailやGoogleドライブなど、Apple純正のアプリを使わずにGoogleのサービスばかり使っていたので、これがAndroidと親和性が高いのは当然です。
もちろん、LINEやTwitter・銀行証券・電子マネーなど、iOSとAndroid双方にアプリが提供されているものが殆どなので、その辺りも困りません。
ゲームは知りませんが。

カメラ性能

予想外だったのはカメラ性能です。
元々カメラ性能に定評がある機種ではありましたが、カメラが目的で購入したわけではないので正直期待していませんでした。

普段からAPS-cのカメラを持ち歩いて写真を撮っていますが、本格的に撮らずに旅の記録を残すだけならPIXELのカメラで充分では無いと思えるほどの画質です。

実際はPIXELのカメラ画質が良いわけではないのですがAIが補完してくれるようです。撮った直後にプレビューを見ているとザラザラの写真が綺麗になっていく様子が見れます。

雪の写真は白飛びしやすいですが、全く問題ありません。
Instagramをやり込んでいる人はiPhoneよりPIXELのほうが良いと思います。

夜景モードは超広角でも使えます。
薄明かりで普通のカメラで撮ったら何も写らない様なシチュエーションでも完璧に写ります。子供の寝顔を撮るのに最適ですね。

ちなみに当たり前ですが、全て手持ちです。
三脚を立てて撮らないといけなかった写真が手軽にこうやって撮れるようになったのです。なんと素晴らしい時代でしょうか。

有機ELが目に優しい

有機ELはiPhoneの上位機種にも搭載されているのでPIXELだけの機能ではないのですが、始めて液晶以外のスマホを使ったので感動しました。

コントラストが高くなって映像に見応えがあるとかの謳い文句でしたが、一番いいのは暗い中でスマホを触るときです。
本当は有機ELの効能なのかPIXELからなのかわからないのですが、目に光が刺さって痛いということがなくなりました。

スマホで本を読むことがおおく、大概夜寝る前なので、これは嬉しい機能です。iPhoneSE2ではナイトシフト機能を使っても目がギラギラして途中で疲れてやめてしまうことが多かったので。

ダークモードでKindleを使うと、本当に文字だけが微かに光る目に優しい表示になります。

ディスプレイ内蔵スピーカー

PIXEL5でよく言われてる欠点ですが、確かに最初は気になるとこもありました。
隙間問題もそうですが、iPhoneほどの完成度を求めてはいけません。

例えばディスプレイ内蔵型のスピーカーの質が悪いなどといったものがありますが、しばらく使ってるうちに気にならなくなりました。

そもそもスマホのスピーカーというものは普段からあまり使うことはないように思います。
家で映像を見るときはPCを使いますし、車ではトランスミッターを使います。

また、電話での通話は普通にできます。
聞こえにくいこともなければ、こちらの声が相手に届かない事もありません。

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